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Synergy:

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SYNERGYALL
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   概要  ウンチク  その他
Synergy はこんな音

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  概要/仕様 :

概要:

楽器について

 1982 年に発表されたデジタル・キーボード。イタリアのキーボード・メーカー” CRUMAR ”から発表されたデジタル・シンセサイザー”GDS(General Development System)”の小型版である。GDS は倍音加算型のデジタル・シンセサイザーで,キーボード(32 スライド・ボリューム,12 ボリューム,16 ボタン)と Z-80 を使用したコンピューター・ターミナル(ディスプレイ+ニューメリック・キーボード),そして 2 台の 8 インチ・フロッピー・ドライブの入ったユニットで構成されていた。

  Synergy には初期型のものと,Midi/RS-232Cのインターフェイスを装備した Synergy II+ があるが,後部パネルにコネクタが追加されていること以外,外観上の違いはない。 Synergy は GDS のように本体では音作りができないが, Synergy II+ では RS232C のインターフェイス経由のコンピューターで音作りのできるエディター・ソフトが発表された。


当時の定価

 GDS:$27,500

 Synergy :$5,295

 Synergy II+:$5,995

 日本での定価:250万円


仕様:

●音源:
 32 デジタル・オシレター(注:発音数については解説参照)。
 各オシレターごとに周波数/音量のエンベロープをもつ。

●ボイス:
 インターナル= 24 /外部カートリッジ= 24(注:Synergy のボイスとは音数ではなく,音色のことを意味する)。
 キーレイヤー上に 4 つまでボイスを重ねられる。ただしインターナルとカートリッジの両方を組み合わせては使用できない。
 インターナル/カートリッジともファクトリー供給のみ,自分で音は作れない。

●キーボード:
 タッチセンス付 74 鍵(E ~ C)音量/音色(ティンバー)をベロシティーで制御可能(レイヤー上の4種類のボイスそれぞれに別の設定が可能)。

●フットスイッチ:
 サスティンとソステヌートの 2 つ

●ジョイスティック:
 ピッチ・ベンド(横方向),モジュレーション(縦方向/ビブラート・デプス)

●ポルタメント:
 各ボイスごとに,ポルタメント・スピードとタイプを設定可能。
 ポルタメント・タイプ:スムース + リトリガリング(通常のポルタメント効果),スムース(ポルタメント先の音程を打ち直さずレガートにポルタメントする),ハーフ・ステップ(半音ずつ音程が変わって行く)。

●ボイス・アサイン・モード:
 ボイスのモードにはシングル・ボイス・モードとマルチ・ボイス・モードがある。
 マルチ・ボイス・モードでは複数のボイスを鍵盤からコントロールできる。モードには以下のようなものがある。

 1.ユニゾン:
  セレクトされているボイス(最大 4 ボイス)が 1 つの鍵盤で全て発音。

 2.ローリング:
  セレクトされているボイス(最大 4 ボイス)が鍵盤を押すごとに順次発音。

 3.ファースト・アベイラブル:
  レガートに演奏したときローリング・モードになる。1 音 1 音を切って演奏した場合には
  1 ボイス目の音のみを発音。

 4.キー・スプリット:
   鍵盤の上下 2 つに別なボイスを 1 つずつ割り当てられる。スプリット・ポイントは
  セット・スイッチを押し,分割したい位置の鍵盤を押してセットする。

 5.フロート・スプリット:

  オルガンの通奏低音のように,左手でキーを押さえ続けた状態で,右手で演奏すると,
  スプリットポイントに関係なく違うボイス(右/左で 1 ボイスずつ)で演奏できる。右手の演奏が
  左手で押さえたキーより下に行っても,ボイスは切り替わることなく右手用に選んだボイスで
  演奏される。

 6.スプリット/ローリング:

  スプリット・ポイントより下に 1 ボイス,上に 3 ボイスまで割り当てられ,上に割り当てた音が
  ローリング・モードになる。

 7.スプリット/ファースト・アベイラブル:

  同上。ただしスプリット・ポイントより上のボイスは ファースト・アベイラブルと同じ発音をする。

●ビブラート:
 ボイスごとにディレイ,レート,デプスの 3 つをコントロール。ただしデプスはセンターで 0 ,右に回すと通常のビブラート,左に回すとランダム・ピッチの深さ設定になる。

●シーケンサー:
 最大 1750 音の,4 トラック。

●アウトプット:
 ステレオ。各 ボイス ごとに L,R,センター,ランダムのいずれかの定位を設定可能。

●プログラム・ストレージ:
 4 つの ボイス の組み合わせをインターナル 4 種類/エクスターナル 4 種類の計 8 種類記憶できる。ストレージには各 ボイス ごとのポルタメント,ビブラート,トランスポーズ,ティンバー,アンプリチュード,チャンネル・アサインのデータが記憶される。

●コネクター部:
 オーディオ・アウト:L/R(標準プラグ&キャノン)
 シーケンサー・アウト,レコーディング・アウト
 ペダル
 RS-232C
 リフト・スイッチ(グラウンドの極性変換)


パネル:

フロント・パネル:
 パネルは左からボリューム,ジョイスティック(左右がピッチ,上下がモジュレーション),シーケンサー,ポルタメント,ビブラート,ベロシティーによる音量/音色の調整,ボイスの組み合わせをプリセットするプログラム,トランスポーズ,キー・アサイン,ボイスのビブラート等のパラメーターをオリジナルに戻すリストア,24 種類のプリセット・ボイス・セレクター,ボイスの LR の振り分けをセットするチャンネル・アサイン,チューニングと ROM カートリッジのセレクト・スイッチ,そして ROM カートリッジ・フォルダーがある。

リア・パネル:
 リア・パネルにはステレオ・オーディオ・アウトの標準プラグ&キャノン,シーケンサー・アウト,レコーディング・アウト,ペダル・ジャック,RS-232C コネクター,リフト・スイッチ(グラウンドの極性変換)そして Midi 端子が並んでいる。